上司を尊敬した出来事

大卒で働き始めて2年目の頃、上司の器の大きさ、その行動力の凄さに感動する出来事がありました。

上司を尊敬した出来事

大卒で働き始めて2年目の頃

上司を尊敬した出来事
■ 63歳 : 男性の話
大卒で働き始めて2年目の頃、上司の器の大きさ、その行動力の凄さに感動する出来事がありました。

割と器用で、世渡り上手だった私は、2年目で既に何件かの取引先の担当を任されていました。
仕事なんて難しくない、そんなスムーズに仕事をこなしてきた慢心からなのか、ある日、大きなミスを犯してしまったのです。
どう対処していいか分からず、とりあえずまず上司に報告したところ、私を一切叱ることも責めることもせず、ただ私に「お前もついて来い」とだけ言って、その取引先へ向かいました。

取引先では、上司が部下である私の目の前で、誠心誠意謝罪しました。
土下座する姿まで見せ、私に担当させた責任は自分にあると、全てを被ってくれたのです。
ちなみに、現在働き始めて15年近く経ちますが、自らのプライドを守る為、部下に格好悪い姿を平気で見せた人は、後にも先にもこの上司しかいませんでした。

そして、この上司の凄い所は、ただ私に代わって謝罪しただけではありませんでした。
ミスへの対処を先頭に立って行い、自分にしかできない仕事だと言って、私を定時で帰らせるのでした。
指示に従って帰るしかなかった私は、本当に申し訳なく思い、自らを責めました。
そうして、私のミスをフォローしてくれた上司は、何一つ怒ることなく、これまで通り、私に振り当てた担当を任せたままにしてくれました。

この一連の上司の行動は、私の調子に乗った目を覚まさせてくれるには十分すぎるほどで、この人に今後恥をかかせてはいけない、その一心で仕事に真剣に向き合うようになりました。

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