上司を尊敬した出来事

飲食店スタッフである私の職場に、勤務中はただただ無言で、勤務以外では常にお酒を飲んでいる、ややだらしない上司がいます。

上司を尊敬した出来事

飲食店スタッフである私の職場に

上司を尊敬した出来事
■ 32歳 : 女性の話
飲食店スタッフである私の職場に、勤務中はただただ無言で、勤務以外では常にお酒を飲んでいる、ややだらしない上司がいます。お父さんだったら絶対にイヤなタイプです。

そんな上司が、私が仕事が休みの日に、飲んだくれた状態で私に電話をしてきました。
上司も休みで、朝から知り合いの店で飲んでいるので、お前も来いというようなものでした。
一度は断ったのですが、「とにかく来い」と店の場所を一方的に伝えられ、勝手に電話を切られてしまいました。

取っ付きにくい、自分の親程年の離れた職場の酔っ払い上司の相手をするのかと思うと、気が重かったのですが、一先ず向かうことにしました。
当時、私は精神的に少し不安定な状態で、言葉がなかなか出てこなかったり、職場にも馴染めず、特定の人から陰で色々言われていたのも感づいていて辛い状況でした。

合流すると早々に、上司の上司にあたる人の愚痴を聞かされ、同調するのも何だしと思い、ただ聞くことしかできませんでした。
すると、「お前はどうだ」と振られました。
「私は、目の前にある仕事をこなすことしかできないので…」と誤魔化すと、多分見透かされたのでしょう。「お前はボケてるところもあるけど、お前はお前で良い。できることに限りはあるやろけど、頑張りに限界は無いよな。お前見てると、改めてそう思う。スレてる奴の言葉は気にするな。文句一つ言わずニコニコ頑張ってるのは、お前だけや」と一言。そして「人を伸ばすことができない奴はゴミや。それを自覚できない奴はもっとゴミや」と。
ゴミとは誰なのか具体的に言わないものの、私には理解できました。
そして、何で呼ばれたのかも分かりました。
自分に自信が持てず、ずっと生きてきました。
私の悪い部分を受け入れた上で肯定されたことは親にもされたことがなく、涙が溢れました。
仕事のスキルを尊敬していましたが、人間力に圧倒的なものを感じ人としても尊敬してます。