上司を尊敬した出来事

以前の勤務先は、外の会社から派遣される社員も多い企業でしたので、色々な人がいました。

上司を尊敬した出来事

以前の勤務先は

上司を尊敬した出来事
■ 45歳 : 女性の話
以前の勤務先は、外の会社から派遣される社員も多い企業でしたので、色々な人がいました。

私も含め、上司も宮仕えの身ですので、役職を持っているとはいうものの、できるだけトラブルは避けたいという思いがありました。
それは理解できるのですが、ほとんどの上司が何かもめごとが起こった時、気づかないふりをしているのには、正直言って腹が立つというよりは、呆れてものが言えないと言った状態でした。

ある時、購買部への行き方を聞いた人がいて、ちゃんと教えたのですが、間違って反対方向に行ってしまい、お門違いの文句を言いにわざわざ戻ってきたことがありました。
若い女性でしたが、感情的になっていて暴言ともとれるような言い方をされ、思わず絶句してしまいました。

それを後ろの席で聞いていた労働組合の委員長を兼任している係長が、すっと私の前に出てきて、きちんと説明していたのを僕は聞いていた、それに君のその言い方は失礼にもほどがある、と一喝してくれたのです。
その剣幕に押されたのか、それともそんな風に言われた経験がなかったのか、その女性は逃げるように去っていきました。

その後、上司は何事もなかったかのようにいつも通り、三枚目の雰囲気で私に接してくれていましたが、こんなにびしっと言ってくれた上司は初めてだと、前にもまして尊敬の念が湧きました。

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